現在
日本やアメリカでは
光免疫療法の第3相の治験が進んでいます。
対象は頭頚部ガンと食道ガンです。
これは第二相での結果を踏まえてなのですが
これまで第二相の結果は
あまり報道されていませんでした。
2019年5月31日から
シカゴであるアメリカ臨床腫瘍学会で
アメリカで行われていた治験
第二相の結果が発表されます。
合わせて
光免疫療法と従来の治療法の比較も
発表されるとのことです。
発表は現地時間の6月1日午後になります。
アメリカ臨床腫瘍学会の抄録を見る限り
光免疫療法のすごい効果がかかれています。
約86%の方で
何らかの治療効果が出ているそうです。
さらに
驚くことに
これらの患者さんは
すでに抗ガン剤などが効かなくなった
再発した頭頚部ガンの患者さんたちばかりです。
人数が30人と少ないので
今後もっと人数を増やし
どれほどの効果なのかが気になります。
さらに先月
論文として発表されているように
チェックポイント阻害剤と
光免疫療法の
組み合わせであれば
なおさらより高い効果が期待できます。
将来のがん治療は
光免疫療法抜きでは考えられません。