液体ノリが
がん治療の効果を大きく向上させました。
この発見は
光免疫療法にも使えるのでしょうか?

そもそも
私は液体のり自体あまり使ってません。
その成分なんかも知りません。

わかんないことだらけのため
調べてみました。

液体法の主成分は
ポリビニルアルコールです。

では
どうして
ポリビニルアルコールが
がん治療の効果をアップさせたのでしょうか?

ガン治療というのは
この場合は
中性子捕捉療法と呼ばれるものです。
このことについても
全く私はわかりません。

調べ中。

元素の中のホウ素を使う治療法だそうです。
ホウ素に対して
熱中性子を当てると
核反応が起こります。
その際
α粒子と・・・。
全く判らないため、
削除しました。

こーゆーわからないところは飛ばしまして、
大きくとらえましょう。

要は
ホウ素を利用すると
細胞傷害性のある
「粒子」が出ると言うことです。

そのため
ホウ素をがん細胞で
多く取り込んでもらわなければ
この治療方法の効果を発揮できません。

中性子捕捉療法の欠点1

この欠点を乗り越えるために
ガン細胞に多く発現している
タンパク質を利用しました。
ホウ素化合物の誕生です。

このホウ素化合物は
がん細胞によって
より取り込みやすくなりました。

無事、克服。

しかし
新たな問題がありました。
がん細胞ではホウ素化合物を
長くトドまなかったのです。
そのため、
すぐに治療効果が弱くなるという
欠点がありました。

中性子捕捉療法の欠点2

これをどう乗り越えたのでしょうか?

そこで登場したのが
液体のりの主成分です。

のりの成分のため
ベタベタとしておりガン細胞内での
ホウ素化合物の滞在時間が約3倍に伸びたのです。

細胞の中で
通常は細胞質と呼ばれるところに
ホウ素化合物が多くあったのですが
液体のり成分を利用すると
エンドソーム・リソソームに
多く局在するようになったのです。

このあたりは
私の得意分野です。

エンドソームとは
細胞外から
取り込んだ物質を包む膜です。

そして
リソソームで分解するという
役割を果たしています。

通常
取り込まれた物質は
リソソームで分解され
その後
リサイクルされるか
エクソソームなどで
排出されます。

今回の場合は
のり成分
があるために
細胞内に
とどまってしまうと考えられます。

がん細胞は
もともと
正常細胞よりも代謝が速く
活発なため
より多くホウ素化合物を取り込みます。

そこで
中性子を照射することで
がん細胞が死んでしまうということです。

中性子捕捉療法用のホウ素化合物